BLOG

  • HOME>
  • BLOG>
  • コーチと講師に求められる協働関係

コーチと講師に求められる協働関係

投稿日:2026年02月20日 BLOG

en20260220.jpeg

コーチに求められるクライアントとの協働関係

「コーチングにおいて、コーチとクライアントとは協働関係である」

ここで使われている「協働関係」とは、そもそもどのような意味なのでしょうか?
ウェブサイト上の辞書によると、「異なる立場の人や組織が、共通の目標を達成するために、対等な立場で協力し合う関係」とあります。
「協働関係」を英語に置き換えると、「パートナーシップ」「コラボレーション」などと訳されることも多いようですが、こちらの方が、一般的にはイメージがつきやすいかもしれませんね。

上記の内容は、コーチングを一定期間学んだ方や、コーチングを職業にしている方などには、納得していただける説明になるかと思います。
まさに、協働の本質は、「(コーチ・クライアントの双方が)お互いの強み(リソース)を持ち寄り、一人では出せない成果を生み出すこと」にあると言えるでしょう。

 講師と受講者との関係はどうなっているのか?

ところで、国際コーチング連盟(ICF)の倫理規定の「主要な定義」によると、ICFプロフェッショナル(=ICF資格保持者)には、コーチだけでなく、コーチングのスーパーバイザー、メンターコーチ、コーチトレーナー等も含む、とあります。
それを現在の私の仕事に置き換えれば、私は「(コーチングの)講師」ということになり、クライアントは「受講者」ということになります。

ここで私が何を言いたいのかといいますと、果たして、講師と受講者との間に協働関係が築けているのかということです。私はコーチングの講師を10年以上務めていますが、恥ずかしながら、この視点は(無かったとは言いませんが)今まで不十分であったと言わざるを得ません。

仮に、講師と受講者との間に協働関係が築けていなかったり、弱かったりしても、講師の力量次第で講座や研修のクオリティはある程度は保てるかもしれません。しかしながら、そこに協働関係が有るのと無いのとでは、その場の一体感や、受講者の満足度や講師の納得感も格段に変わってくると思います。

つまるところ、コーチも講師も協働関係が大切

実は、先日、私の講座を受講された方から教わったことがあります。
その方は研修会社を経営しており、自らも講師として登壇する機会の多い方なのですが、講座や研修をスタートするときに、受講者との間でグランドルール(約束事)を定めるのだそうです。
例えば、「(講師だけでなく)受講者も笑顔でいること」「受講者が話を聴くときは、うなずき・あいづちを行うこと」といった具合です。

それを行うことにより、講師自身が受講者と対等であることのマインドセットが図れるとのことでした。お話を伺って、このことは大変重要なことであるように感じました。

講師は、ともすれば、「受講者(あるいはスポンサー)からお金を頂戴している立場」ゆえ、受講者をお客様と見立てて、変に気を遣ったり、へりくだったりすることをしてしまいがちですが、考えてみれば、その対価として知識・スキルを提供しているわけですから、本来であればそこに「協働関係」が成立しているわけですよね。

「コーチも講師も協働関係が大切」

この言葉を肝に銘じて、今後の講師活動をより充実したものにしていきたいと思います。

GCS丸の内校の無料体験講座はこちら

BLOG一覧に戻る

今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

PAGE TOP