投稿日:2026年02月27日 BLOG

個人的な話ですが、現在、国際コーチング連盟(ICF)の上級資格取得を目指すため、メンターコーチング(当該資格レベルのセッション力向上を目的に行うコーチング)を受けています。
具体的には、自分の行ったセッション(録音データ)について、メンターコーチからフィードバックを受けてセッションの改善に役立てる、というものです。
今回、久々にメンターコーチングを受けて思うことは、やはり長年実践してきた自身のセッションには、少なからずクセがついているということ、また、上級資格には、まだまだマインドもスキルも足らないな、ということです。
メンターコーチングは月に1~2回程度の頻度で実施されますが、それに合わせて私ができることは、クライアントとのセッションを録音して(もちろんクライアントには許諾を得ています)、それをICFに求められるコア・コンピテンシー(核となる能力要件)に照らし合わせながら聴き返すことです。
さらに、それ以外にも能力向上のためにできることはないかと考えた末、思いついたのは、コーチングの関連書籍を精読するということでした。
コーチングの関連書籍は、私の場合、地元の書店ではほとんど見かけることはないので、ネット通販で探すことになります。そこでいろいろと探してみるのですが、残念ながら、こちらでも今の私が必要としている情報や知識を網羅した書籍が見当たりません。
そこで考えたのが、書棚にあるコーチングの関連書籍をもう一度おさらいする(=再読する)ということでした。
話がやや脱線しますが、購入した書籍を再読するということは、実はこれまでほとんど実施してきませんでした。理由を自分なりに分析すると、もともと新しい書籍を購入したり、読書する行為自体が好きだったりすることもあるのでしょう、一冊読むとそれなりに満足してしまう傾向があったのだと思います。
しかし今回ばかりは目的が違うので、先の選択に至ったというわけです。
そんなわけで、過去に購入したコーチングの関連書籍一冊を選び、現在はそれを読み返しています。
そこで面白いなと感じているのは、過去に一度読んだ際には気づかなかったことや重要だと思っていなかったことが、今なら重要なこととしてしっかりと受け取れているということです。また、読み返している今だからこそ、新たな視点として受け取れていることもたくさんあります。
このことは、自身のセッション力向上に必ず役に立つと感じています。
まさに「再読は宝の山」ですね。
今回、ICFの上級資格取得を目指すことをきっかけに、たまたま気づいたことでしたが、仕事や日常生活の場面で行き詰まったときのひとつの打開策として、それらに関連する書籍の再読はきっと効果を発揮すると思います。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史