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「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、...」

投稿日:2019年01月18日 コラム

こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。

私の2019年は、1月10日から本格的に始動いたしました。
具体的には、GCSのレギュラークラスや企業研修などです。

年末年始は地元愛知で過ごし、約2週間ぶりに上京したのですが、
実は、上京する前までは、どうもやる気が起きない、
いわゆるエンジンのかからない状態に陥っていました。

とはいえ、私の場合、現在は東京が活動の中心になっていますので、
そんな悠長なことは言ってられません。自らを鼓舞して上京したわけですが・・・
わずか半日で、私の頭と身体はフル回転、あっという間に"日常"へと戻りました。

やはり、人は、適応力と言いますか、その立場に置かれたら(戻ったら)、
気持ちと身体がリセット・リスタートできるようになっているものですね。

さて、1月からは、早速、新しい企業研修が始まりますが、ここで私は、
今までの研修では再現性の低かったある事柄を実践しようと考えています。

それは、「デモンストレーション」を実施すること。

具体的には、研修の実践ワークを行う際に、講師(私)が受講者の前で
いわゆる「お手本」を見せるということです。

これまでの研修では、時間の都合上、これを実施したり・しなかったりでした。
デモンストレーションを実施した方が、確実に受講者の理解・行動に
繋がっていることが分析できたため、今後、必須項目として実施することにしました。

ところで、デモンストレーションを実施することは、年末年始の読書の際に触れた
太平洋戦争時の連合艦隊司令長官・山本五十六の名言にも影響を受けています。
一度は聞いた、あるいは、見たことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。



やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。



当たり前のことですが、「伝える」だけでなく「やってみせる」。
対象者のより多くの感覚(五感)に働きかけた方が、
人の理解・行動に繋がりやすいということです。

ちなみに、この名言には続きがあることをご存知でしょうか。



話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。



後半部分は、コーチのあるべき姿に共通する部分も多いですね。
2019年、私の講師・コーチとしてのスタンスは、山本五十六の名言に学ぼうと思います。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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