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研修講師がコーチングを学ぶと良い理由

投稿日:2025年08月22日 BLOG

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研修講師にはコーチングスキルが必要か?

研修講師とは、一般的に、企業や団体で行われる研修やセミナーで、受講者に対して知識やスキルを教え、指導する役割を担う人のことを指します(企業研修講師の場合、細かく分類すれば、社内講師・社外講師等に分類することができます)。

私の仕事はコーチであるとともに、研修講師でもあります。コーチであるがゆえ、研修プログラムも必然的にコーチングや1on1ミーティングが多くなるわけですが、それはつまり、講師自身が研修の中でコーチングスキルを使うということでもあります。

本日は、そんな自身の経験から気づいたことをお話したいと思います。

「コーチングセッションのような講義」とは?

私がコーチングを学び、さらに、コーチングを教える講師になった時に教わったことがあります。
それは、「コーチングセッションのような講義をしなさい」ということでした。
言い換えれば、「受講者とインタラクティブ(双方向・対話型)な講義をしなさい」ということになるかと思います。

ここで想像してみてほしいのですが、「インタラクティブ」とは逆の状態、例えば、コーチングの講師が受講者の話を聞かず、一方的に知識やスキルを延々と話すような講義を実施していたらどうでしょうか?
きっと受講者には「言行不一致」という印象を与えてしまい、内容も頭に入らなくなるのではないかと思います。

そうならないためには、講師が「インタラクティブ」な状態をつくり出す"仕掛け"を用意することが必要です。具体的には、講師が受講者の話を聴いたり、問い掛けたり、感じたことをフィードバックしたりするようなコーチングスキルを使用する、ということです。

「インタラクティブな講義」の実践を望むなら...

コーチングを学ぶプロセスは、一般的には、「①基本スキルの習得→②会話のフレームワーク(仕組み)の習得→③実践を繰り返す」というような順番になるかと思いますが、講師がインタラクティブな講義を実践するためには、最低でも①、可能であれば②までは学んでおくことをお勧めいたします。

私も研修講師の端くれとして、コーチングスキルを活用しながら講義を実施していますが(コーチングの講師だから当たり前のことですが)、おかげさまで、受講者からは「わかりやすい」「退屈しない」「充実感がある」など、高評価をいただくことができています。

私の場合は「コーチングを教える講師」というカテゴリーですが、インタラクティブな講義は、コーチングに限らずどのような研修においても求められるものではないかと思います。
研修講師として活動している、または、これから活動していきたいと考えている方の中で、「インタラクティブな講義をしたい」と考えている方には、コーチングスキルの習得をお勧めする次第です。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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