投稿日:2025年08月01日 BLOG

先日のBLOG「対面/リモートはどっちが良い? -セッション編- 」では、コーチングセッション(または1on1ミーティング)において、どちらが効率的・効果的かについて私見を述べさせていただきました。
同様に、最近では、コーチングを学ぶ場面においても、対面とリモートのどちらが良いかという議論がなされるようになりました。これはコロナ禍を経て、従来の対面形式だけでなく非対面形式でも学べるということを、皆が経験的にわかってきているからだろうと考えられます。
コーチングを学ぶことにおいて、「対面とリモートのどちらが良いか」と考える背景には、「学習効果が高いのはどちらか」を考えているからだろうと推測します。
実は、銀座コーチングスクール(GCS)では、コロナ禍において対面でのクラス開講が難しくなった折、「リモートでクラス開講する」という経営判断がなされました。結果としてこの選択が功を奏し、GCSではコロナ危機を回避することができました。
その際、議論になったのは、「学習効果が高いのはどちらか」というものでした。
ここで、GCSでは、対面クラス・リモート(オンライン)クラスにおける受講者の認定試験(主要時間のクラス受講後に実施される受講者の実力を測定する実技・筆記試験)結果を一定数調査しました。結果は「双方の差はない」というものでした。
また、私自身も、同時期に別のコーチング教育機関で、リモート環境によるコーチングの学びを経験していますが、リモートだから理解しにくかった、ということは決してなく、むしろ、リモートであったからこそリラックスして学ぶことができたと思っており、返って学習効果は高かったのではないかと思っているぐらいです。
学習面における対面とリモートのどちらが良いかの判断は、結論的には、「その人の好み次第」と言えるのではないでしょうか。
ただ、対面/リモートの両方の講師経験をしている私からすれば、「対面の方が、(接している時間がリモートに比べ長いため)受講者同士が仲良くなれる」というメリットは少なからずあると思います。
銀座コーチングスクール(GCS)では、対面/リモート(オンライン)の両方のクラスを開講していますが、コロナ禍を経て、現在では後者が主流となっています。
50ほどある拠点がオンラインクラスの日程を掲載しているわけですから、選択する側にとっては少々大変かもしれませんが、ご自身のスケジュールや直観を信じて、是非お選びいただきたいと思っています。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史