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今年の漢字と来年の漢字

投稿日:2025年12月12日 BLOG

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今年一年を「漢字一字」で振り返る

毎年この時期になると、日本漢字能力検定協会が主催する「今年の漢字®」が発表されますね。京都・清水寺の舞台で貫主(かんぬし)が大きな筆で一文字を書く、あれです。

これは、その年の社会における象徴的な出来事を振り返り、それを漢字一字で表すというものですが、例えば、2024年は「金」でした。これは、パリオリンピックでの金メダルラッシュや、メジャーリーグでの大谷翔平選手の活躍といった明るい話題と、政治資金の裏金問題や物価高騰などの暗い話題の両方があったから、とされています。

それを応用して、個人的に漢字一字で振り返る方も多いのではないでしょうか。
これは、個人的な内省、つまり、その一年で自分に何が起こったか、何を感じたかを漢字一字で表すことで、自分の行動や意識の変化を客観的に見つめ直す効果があります。

次に来年の「漢字一字」を考える

私の場合、今年の漢字一字だけでなく、来年の漢字一字をこの時期に考えるようにしています。
目的は、「来年こうありたい」という思い・考えを漢字一字に込めることで、いわばそれが来年の目標設定となり、一年を通してその目標を常に意識するようになり、"ぶれない"一年を送ることにあります。

実は、私は、これを2011年(漢字一字を定めたのは2010年)から始めており、毎年のようにその効果を感じています。この良い習慣を広めるべく、2020年からは銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校のゼミナール(勉強会)でも実施しているほどです。

ちなみに、先日、このGCS丸の内校ゼミナールを開催したのですが、そのとき、私が来年の漢字一字として定めたのは「達」でした。理由をここで全てを語ることは難しいのですが、大雑把に言うと、「来年、何としても達成したい目標があるから」ということになるでしょうか。
来年の漢字一字を定めたことで、現時点で私は"やる気満々"になっています(笑)。

このサイクルを回すことのメリットは?

年末にその年(今年)の漢字一字を振り返り、また、翌年(来年)の漢字一字を定めること、さらにこれを毎年繰り返すことの意義は、上記以外にも下記のような効果が考えられます。

▶自己成長の実感
年末に振り返ることで、前年に立てた目標に対してどれだけ達成できたのか、どのように成長したのかを実感できます。

▶次の年への抱負
その年の漢字一字を踏まえ、次の年をどのような年にしたいのか、どんな自分になりたいのかという抱負や計画を立てる契機になります。

▶モチベーションの維持・向上
設定した漢字一字を常に意識できるようになり、目標達成へのモチベーションを維持する効果が期待できます。

ぜひ、あなたもこのタイミングで来年の「漢字一字」を定めてみませんか?
あなたの来年がそのとおりになることをお祈りしております。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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