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「信用」と「信頼」

投稿日:2018年09月21日 コラム

こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。

9月も中旬を過ぎ、ようやく秋らしさを感じさせる気候となりましたね。
秋は、お出かけするにも、運動するにも、学習するにも良い季節。
果たしてあなたは、この秋をどのように過ごしますか?

私は、地元の愛知でBNI(http://www.bni.jp/ja/index)という組織に所属していますが、
毎年この時期は、次期の役割選出とそのためのトレーニングが行われます。

先日、このトレーニングに参加してきたのですが、
トレーナーの発言の中に「信用」と「信頼」という言葉がありました。
その時、私は、彼が2つの言葉を意図的に使い分けているように感じたのです。

残念ながら、具体的にどのように使い分けていたのかは忘れてしまいましたが(^_^;)、
これをきっかけに、あらためてこの2つの言葉の意味を考えてみようと思った次第です。

早速、それぞれの言葉の意味を調べてみると・・・(「デジタル大辞泉」より)


◆信用
①確かなものと信じて受け入れること
②それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。

◆信頼
信じて頼りにすること。頼りになると信じること。


意味を調べてみると、その違いがよく分かりますね。
私なりに言い換えてみると、以下のようになるでしょうか。

「信用」とは、物質的なものや実績など、「確実なもの」に基づき判断するもの
「信頼」とは、その人の性格や人柄など、「可能性」を信じて判断するもの

「信用」とは「信頼」の積み重ねから生まれるものであり、逆に言えば、
「信頼」を積み重ねることで初めて「信用」ができる、と言えましょう。

これは、コーチがクライアントを獲得する際にも同様のことが言えそうです。
つまり、クライアントがコーチのことを信頼していなければ、
信用してお金を出そうという気にはならない、ということですね(^_^;)。

「信用」と「信頼」。
プロコーチとして、肝に銘じておきたい言葉の違いです。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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