投稿日:2018年03月30日 コラム
こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。
早いもので明日で3月も終了します。
2018年になってから早くも3ヶ月が経ちました。
そして、私のコラムも再開してから半年が経過します。
一週間に一回の更新とはいえ、よく継続できました(笑)。
自身のペースからするとこのペースは程良いようです。
何事も「マイペース」でないと長続きはしないですからね。
さて、今日のタイトルにある、
自分>相手、現在>未来
これを見て、おおよそコーチらしからぬ表記である、
と受け止めている方もいらっしゃるかもしれません。
考え方としては逆であり、
自分<相手、現在<未来
ではないのかと。
たしかに、コーチのとるべきスタンスとしては、
「自分」よりも「相手(クライアント)」のことを尊重するべきだし、
「現在」よりも「未来」に焦点を当てることに重点を置くべきでしょう。
経験的に思うことですが、これを実践しようとすると、
優先すべきこととしては、これの逆になるのではないでしょうか。
つまり、「相手(クライアント)」のことを尊重しようと思ったら、
まずは「自分(の在り方)」が満たされている(整っている)べきだし、
「未来」に焦点を当てようと思ったら、まずは「現在」に向き合えないといけない。
それができて初めて、コーチはクライアントと対峙できるのでしょう。
そして、コーチとしてのパフォーマンスが発揮できるのでしょう。
そういう意味では、「自分にコーチをつける」という選択は最良なのでしょうね。
コーチもやはり人間ですから(笑)。
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史