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「将とは、智・信・仁・勇・厳なり。」

投稿日:2018年03月09日 コラム

こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。

3月に入り、日差しもずいぶんと暖かくなりましたね。
装いも、マフラーやコートを着用している人も少なくなり、
見た目にも春の訪れを感じさせてくれます。

春の訪れを感じさせるものと言えば、花粉症もそうですね。
先日、マスクを着用せずに外出したところ、ひどく後悔をしました(笑)。

個人的には、この4月から登壇する機会も増えてくるため、
花粉症対策にはより一層の強化を図る必要がありそうです。

私が企業様などで登壇する場合、組織のリーダーやリーダー候補の方に、
「リーダーのコミュニケーションのあり方」などを話すことが多いのですが、
『孫子』においても「リーダーのあり方」について述べている箇所があります。

代表的なものは「始計篇」にある下記の一節です(金谷 治 訳注『岩波文庫』)。



「将とは、智・信・仁・勇・厳なり。」

将とは、才智や誠信や仁慈や勇敢や威厳(といった将軍の人材)のことである。



このままでだと未だ分かりにくいので、『「孫子の兵法」がわかる本』(三笠書房)
の著書である守屋洋氏の力を借りて、もう少し読み込んでみます。

智:勝算のあるなしを見分ける力
信:嘘をつかない、約束を守ること
仁:(部下に対して)思いやりを持つこと
勇:勇気、または、決断力
厳:(部下に対して)厳しい態度で臨むこと

このことから私なりに学んだ2つのことを挙げてみたいと思います。

・言葉(漢字)の持つ意味を正しく解釈すること
・リーダーは「バランス感覚」が大切であるということ

私の場合、この学びだけがあるだけでも、登壇する際、
リーダーに対する伝え方に変化が起こりそうです。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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