投稿日:2026年02月06日 BLOG

2026年、早くも一ヶ月が経ちましたね。
私自身、この一ヶ月を振り返ってみると、仕事面では可もなく不可もなくの状態でしたが、プライベート面では不調に見舞われました。皮肉なもので、片方(プライベート面)が不調になると、もう片方(仕事面)もつられて不調になるものだということを実感した一ヶ月でもありました。
具体的には、年末に納車したばかりの自家用車(人生初の欧州車でした)に不具合が発生、それも数ヶ所に及んでいることが判明したため当然気分も良くなく、この一ヶ月は何度も販売店と連絡を取ったり、行き来したりしていました。
さらに、それが影響したのか、約6年ぶりに胃腸風邪を患ってしまい、長い講師経験で一度も経験したことのない「講座(の一部)に穴をあける」という致命的なミスも犯してしまいました(幸い、受講者の方の理解もあり、課題提出に置き換えることで事なきを得ましたが)。
振り返ってみると、私にとっての2026年1月前半は、まさに踏んだり蹴ったりの一ヶ月だったと言えるでしょう。
ところで、「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」ということわざを聞いたことがあるでしょうか?
意味としては、「人生には良いときもあれば悪いときもある、苦しいときばかりが続くわけではなく、必ず好機や浮き上がるときが来る」ということになりましょうか。
実際、1月の下旬頃からは、何となくそう感じられる出来事が訪れるようになりました。
具体的には、自家用車の不具合については、販売店側が全面的に瑕疵を認め、無償で部品交換するだけでなく、通常3年間のメーカー保証を5年間保証(通常はユーザーの任意となるため有償となる)に切り替えることを申し出てくれました。
また、体調面もおおよそ万全に近い状態となり、それが影響しているのかどうかわかりませんが、現在進行中のメンターコーチングについても、メンターコーチと有意義な時間を過ごせている気がしています。
そう言えば、昔勤めていた会社で、ことわざ好きの同僚がよく口にしていた言葉を思い出しました。その言葉とは「開けない夜はない」「止まない雨はない」というものですが、これらの言葉はまさに「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」と同義語になりますね。
今回のような経験を通じて言えることは、人生はまさに「諸行無常(良いことも悪いことも続かない)」なものであるから、そのように捉えて、良いことや悪いことの波に飲まれても、一喜一憂しない姿勢を持ち続けることが肝要なのだと思います。
その意味で、自分の中で「中庸(ちゅうよう)」を保つことは大変重要であると捉えています。
中庸とは、儒教において「過不足なく、偏りのない調和のとれた状態」を指す最高概念ですが、これを実践する上では、常に「自分の中心(=軸)を保つこと」ことが重要であると言われています。
具体的には、好調のときには、「浮かれず、次に備えること」であり、不調のときには、「卑屈にならず、淡々と過ごす」ということです。
「言うは易く行うは難し」ではありますが、私自身、2026年残りの11ヶ月をこのような姿勢で過ごしていきたいと思います。
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史