投稿日:2018年02月16日 コラム
こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。
2月も中盤に差し掛かり、寒さも少し和らいだ感がありますね。
この2月は、私が銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校の
レギュラークラスを開講してから、ちょうど一年となる節目の月でもあります。
この一年、「丸の内」というロケーションや交通の利便性なども手伝い、
おかげさまで、GCS地方拠点の中でもトップクラスの成績を収めることができました。
ただただ感謝の気持ちでいっぱいですね。
これに関連して、先日あるコーチの方から、こんな質問を受けました。
「大石さんが講師をする上で大切にしていることは何ですか?」
ちょうど一年前に別の方からも同じような質問を受けたなぁと、
当時のことを振り返りながら、以下のようにお答えしました。
【(コーチングの)講師として私が大切にしていること】
(1)講師(コーチ)としてのプレゼンス(あり方)
具体的には、言動や姿勢、立ち居振る舞いなど。
要するに、受講者から「この人から学びたい!」「学ぶ価値がある!」
と思っていただけるような存在感・影響力を醸し出す、ということです。
(2)コーチングセッションのような講義の実践
受講者が、講義の内容を自分事として捉え、積極的に参加してもらえるよう、
受講者と対話することや講師が自己開示することを心掛けています。
(3)講師自身が"その場"を楽しむこと
これは決して「独りよがり」という意味ではなく、
講師自らが"その場"を楽しむスタンスが大切だと感じています。
講師が楽しむことにより、受講者は「楽しく学ぶ」ことが可能になります。
特に(3)は、その場の雰囲気や、その時の自分の精神状態によって、
ついつい忘れてしまうことがあります。
そんな時、楽しめていない自分に気づいたら、とっさに自分に尋ねます。
「今、この場を楽しんでいるか?」
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史