投稿日:2018年02月02日 コラム
こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。
1/19付のコラムで、『「被写体になる」という最強の自己開示』
について書きましたが、実はこれが、予想以上に反響がありました。
■1/19付コラムはこちら
https://coaching-en.com/column/2018/01/post-25.html
内容について共感してくれる人もいれば、画像にインパクトがある、という人も(笑)。
まあ、いずれにせよ、反響があることは喜ばしいことです(^_^)。
さて、今日のコラムでは、先回(1/19)に引き続き、
「自己開示」のことについて取り上げてみたいと思います。
この「自己開示」については、私が講師を務める銀座コーチングスクール(GCS)でも
自己基盤を築く上で重要なポイントとして挙げています。
具体的には、GCSでは、コーチングが機能する条件として、
4つの要素(スキル・信頼関係・コーチングマインド・自己基盤)を掲げていますが、
一番の土台(基礎)となる「自己基盤」については、
以下の3つのステップを踏むことによって強化されると説明しています。
①自己理解
②自己承認
③自己開示
このことは、通常、コーチング体験講座やレギュラークラスの中で触れるのですが、
ある時、コーチング体験講座に参加された受講生さんからこんな指摘を受けました。
「このステップは、ちょうど就職活動に似ていますね。」
受講生さんが言いたかったことは、つまりこういうことです。
①自己理解・②自己承認 ⇒ エントリーシートまたは履歴書を書くこと
③自己開示 ⇒ 面接を受けて、自分のことを話す(開示する)こと
皆さんにも経験があると思いますが、就職活動において「自己開示」を続けた結果、
最初と最後の面接を比べると、明らかに自信満々になっている(=自己肯定感のある)
自分に気づいたことがあるのではないでしょうか。
まさにこれは、「自己開示」を続けた結果として自己基盤が強化された、
ということが言えそうですね。
先回(1/19)に引き続き、「自己開示」が自己基盤の強化につながる一例をご紹介しました。
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史