投稿日:2015年12月14日 コラム
こんにちは。コーチングオフィス エンの大石です。
気がつけば、今年も残り半月となりました。
そして、私もコラムがあまり更新できていないことに気がつきました(笑)。
「とにかく楽しんじゃえば勝ちさ!」
最近、私が心掛けている言葉と行動です。
このことにより、今、自分のビジネスがとても良い循環を見せている気がしています。
元々は、10月末に開催されたGCS認定コーチ大交流会で司会進行を務めたことがきっかけでした。
今回は開催場所が大阪ということもあり、「皆を楽しませなければ」「進行の中で"笑い"を取らなければ」 という、妙な先入観がありました(笑)。
そんな思いをもう一人の進行役である副代表のMコーチに吐露したところ、一言。
「そんなの、大石さんが楽しんじゃえばいいんだよ!」
はっと思いました。
まさに私にとっては「コペルニクス的転回」でした。
←古い?わからない人は辞書で調べてみてね。
これまでの私は、自分の主催する講座や参加するイベントにおいては、まず「いかに相手(周囲)を楽しませるか」ということばかりに焦点が当たっていました。
結果、毎回「それなりに相手(周囲)は満足してくれたのでは?」と思う反面、私自身が疲れてしまっていたように感じます。
きっとそれが表情に出ていたこともあったのではないでしょうか。まさに悪循環ですね(^_^;)。
そこで、Mコーチの助言もあり、GCS認定コーチ大交流会では、焦点を"相手"ではなく"自分"に当ててみることにしました(注:相手をないがしろにするという意味ではありません)。
結果はどうだったかと言うと、アンケート結果や参加者のフィードバックから判断するに、大成功!
私自身は、いつも以上の満足感・達成感を覚えました。
これ以降、私は、自分の主催する講座や参加するイベントでは、「まずは自分が楽しむこと」を心掛けています。
「楽しむ」という意識があれば、人は自然と笑顔になります。笑いも出てきます。
そんな状況下で、相手(周囲)は安心し、居心地の良さを感じるのではないでしょうか。
そして、「この人ともっと一緒にいたい」「一緒に仕事がしたい」と思うようになるのではないかと思います。
先日開催されたGCS静岡の合同忘年会で、このことを(仕事が順調であろう)複数の方にお話ししたところ、一様に「そのとおり!」という反応がありました。
ビジネスにおける成功法則のひとつを見つけた気がしました。
「とにかく楽しんじゃえば勝ちさ!」
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史