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今年の漢字、来年の漢字

投稿日:2015年11月20日 コラム

こんにちは。コーチングオフィス エンの大石です。

先日のコラムで、2015年ユーキャン新語・流行語大賞の件を取り上げましたが、同じくこの時期の風物詩として取り上げられるのが、日本漢字能力検定協会が毎年実施している『今年の漢字』ではないでしょうか。

『今年の漢字』とは、同協会がその年の世相を表す漢字一字を全国から公募して発表しているもので、京都市東山区の清水寺で、貫主がその文字を大きな筆で書いている姿(映像)を一度は見たこともあるのではないでしょうか。

ちなみに、『今年の漢字』は、2013年は「輪」、2014年は「税」でしたね。
2013年は、2020年東京オリンピックの開催が決まった年でしたし、2014年は、消費税率が5%→8%に引き上げられた年でした。
たしかに、漢字一字で世相を表しており、納得!という気がします(^_^;)。

これに倣ったわけではありませんが、私はプロコーチ資格を取得した2010年より、毎年『今年の漢字』...ではなく、『来年の漢字』をこの時期に決めて、公言しています。

私は、この『来年の漢字』を設定することは、すなわち「来年の目標を立てる」ことだと考えています。来年の目標を漢字一字で表すことで、そこにその人の目標が凝縮して設定されるため、私は、大変効果的な目標設定方法だと感じています。

ちなみに、私の2015年の漢字は「創」でした。
今からちょうど一年前、この漢字を想像した時は、私は「コーチングにおいて、2014年に学んだ新しい情報・知識をベースに、自分のオリジナルプログラムを"創る"!」と考えていました。
そして、その考え通りに、2月より新しいプログラム開発(=創る)に着手することができました。

しかし、その時に思い描いた「創」の力は、それだけに留まりませんでした。 自分の中にそれまでに沸々と湧き上がっていた想いや、周囲の環境の変化等の理由により、同じ時期にプロコーチとして独立することを決めたのです。

今、考えてみると、私の思い描いていた「創」は、無意識に「創業」の意味を込めたものだったのかもしれません。

このように、私がこの時期に設定する『来年の漢字』は、毎年、翌年の終わり頃には何らかのカタチとなっています。
設定した漢字通りの一年になるのであれば、素敵な漢字を選択するに越したことはありませんよね。

というわけで、私の『来年の漢字』は、「実」でいきたいと思います(^_^)。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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