投稿日:2015年09月16日 コラム
こんにちは。コーチングオフィス エンの大石です。
私が2010年に週末起業をはじめて以来、これまで数多くの人に会ってきました。
今年4月に独立してからというもの、会う人の数には拍車がかかっています。
まあ、起業家としては、ある意味当然のことなのですが(^_^;)。
そこで、数多くの人とお会いした中で、これまで3人程「人を見る目が鋭いな~」と感じた方がいらっしゃいます。それも、全員女性(笑)。
私は、「彼女達はいったいどんな力を持っているんだろう?」と考えてみました。
すると、彼女達にはある共通点があることに気がつきました。
それは、
「社会人になってから、会っている人の数が半端ない」
ちなみに、会った人の数は、1人の方は3万人、もう2人の方はそれぞれ2万人だそうです(^_^;)。
もちろん、職業柄ということもあるでしょう。
しかし、やはりこれだけ多くの人に会ってきているということは、きっとどんな場面においても「逃げてこなかった」と言えるんじゃないかな、と思います。
逃げることなく、数多くの人に会ってきた結果、その人達には「精神力」と「眼力(がんりき)」が養われたのではないでしょうか。
私はコーチに必要な能力として、「洞察力」を挙げることがあります。
「洞察力」とは、「物事のありようを直感的に見抜く能力」のこと(ちなみに、「観察力」とは、「物事のありようを深く考えて理解する能力」のこと)。
つまり、コーチにとって必要な「洞察力」とは、数多くの人と会うことによって養われる、ということが言えそうですね。
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史