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「コーチをつける」という選択

投稿日:2025年07月15日 BLOG

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「コーチングを受ける」と「コーチをつける」は何がちがう?

先週のブログ「コーチングの3本の柱(2025.7.8)」にも関連しますが、「コーチングを受ける」ことや「コーチをつける」ことに関心の高い方は多いと思います。

見出しにある「コーチングを受ける」というのは、数ヶ月にわたって行われる継続セッションの他、一回のみの単発セッションも含むニュアンスがありますが、「コーチをつける」となると、一般的に継続セッションのみを指すことが多いようです。

本日は、後者に焦点を当て、「コーチをつける」ことによってクライアントにどんな変化がもたらされるかを、私の体験談を通じてお話させていただこうと思います。

クライアントはどんなときに「コーチをつける」のか?

コーチをつける目的は、人によってさまざまであると思いますが、通常、自分(クライアント)にとっての目標や課題(これらを通常「テーマ」と呼びます)があり、そこに自分一人ではなかなか到達できそうにない場合においてコーチをつけることが多いようです。

要は、自分のテーマの達成や解決に向けて、短(・中)期的に行動を加速させて成果を出したい場合において「コーチをつける」選択をする、ということですね。

話がやや逸れますが、「コーチをつける」選択をするのは、何も上記のようなケースばかりではありません。例えば、経営者や役員といったエグゼクティブ層は、常に問題や重圧を抱えていることも多いため、自身の「鏡」や「壁打ち相手」として、中・長期的に「コーチをつける(雇う)」選択をすることもあります。

コーチをつけた私の体験談

クライアントやコーチングクラスの受講者によく話をするのですが、私が最初に有料のコーチをつけたのは、今から10年程前、週末起業コーチからまさにプロコーチとして起業しようとするタイミングにおいてでした。

当時、私は47歳。50歳前の初めての起業は、私にとっては恐怖以外の何物でもありませんでした。週末起業→起業するに至った経緯は、長くなるのでここでは割愛しますが、起業することに周囲は当然ながら大反対。まさに四面楚歌の中、味方になってくれたのは唯一(私が依頼した)コーチだけだったのです。

コーチをつけることにより、よく「行動が加速する」とか「成果が出やすくなる」とか言われますが、私も同様に、そのことについて身をもって体験することになりました。

ここで象徴的な話をひとつしておくと(これまたウソのような本当の話なのですが)、私は会社を退職して起業するまでのリードタイムを当初「1年」と考えていたのですが、コーチとの月2回の継続セッションを続けていく中で、気がつけば「4ヶ月後」には起業していたという衝撃の事実があります(厳密には「起業してしまった」というニュアンスの方が正しいかもしれませんが笑)。

あのとき、あのタイミングでコーチをつけていなければ、今の自分はなかったのかなと思うと、やはり「コーチをつける」ことの意義を感じずにはいられないのです。

どうせコーチングを受けるなら「コーチをつける」ことを選択してみては

言い方は悪いですが、どうせコーチングを受けるなら「コーチをつける」ことを選択してみてはいかがでしょうか?費用面のみ考えると、たしかに高額にはなると思いますが、長期的に考えると、今後の人生に大きな影響を及ぼすような、素晴らしい体験となるはずです。

ご興味のある方は、ぜひ、銀座コーチングスクール(GCS)「クオリティコーチ」のページにアクセスしてみてください。

詳細はこちら:GCS「クオリティコーチ」のページ

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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