投稿日:2025年09月12日 BLOG

このBLOGをご覧いただいている皆さんは、「優位感覚」という言葉をご存知でしょうか?
優位感覚とは、人が五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を通じて情報を得る際に、どの感覚から得た情報に最も反応しやすいかという「脳のクセ」のことを言います。
具体的には、以下のような優位感覚があります。
自分の優位感覚を知り、それに合った学習方法を選択することで、記憶力や理解力を高めることに役立ちます。
例えば、視覚優位な人は、図やグラフなどを活用した学習を、聴覚優位な人は、音声教材や朗読を活用した学習をすると良い、という具合です。
ここでは、相手(クライアント)の優位感覚を知ることで、コーチングセッションをより効果的に進めることができるということをお話したいと思います。
コーチングセッションにおいては、しばしば、クライアントの感情や感覚を尋ねることがあります。これは、感情や感覚を尋ねること自体が目的なのではなく、クライアントの感情や感覚を話してもらうことで、目標達成や問題解決に向けての新たな気づきを引き出したり、より前向きに行動を起こしてもらうための意欲をかき立てたりするためです。
したがって、コーチがクライアントの優位感覚を知り、クライアントの優位感覚に沿った「問い」を投げ掛けることは、クライアントによってより良い気づきや行動を起こすことに繋がるということなのです。
では、相手(クライアント)の優位感覚を知るためにはどのような方法があるか、ということなのですが、巷にはそれを知るための簡易診断表なるものも存在していますが、それ以外では、相手の言動など、相手をよく観察することで見えてくるものもあります。
これらの特徴を見出したら、コーチはクライアントに対して、それぞれの優位感覚に沿った「問い」を投げ掛けることが効果的です。例えば、以下のような質問です。
優位感覚は、コーチングセッションを行う上で必ずしも必要なものではありませんが、覚えておくと、いざというときに役に立つ知識と言えるでしょう。
コーチングにご興味のある方は、是非一度、GCS丸の内校の無料体験講座にお越しください。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史