投稿日:2018年11月16日 BLOG
こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。
毎年この時期になると、私の住む愛知県では紅葉が見頃を迎えます。
サラリーマン時代にはあまり眼に留めることのなかった秋の色づきも、
事業主となり、自分の時間をコントロールできるようになってくると、
それを感じ取ることができるようになるから不思議ですね。
さて、今日は、そんな晩秋の公園でたまたま見かけた
「立て看板」のことについてお話したいと思います。
その公園は、地理的に、駅と大通りの間に挟まれたような環境にありました。
普通に考えると、駅に向かう人、駅から大通りに出る人にとっては、
その公園が移動中のショートカットエリアになるわけです。
実際、公園内では、多くの方の行きかう姿が見えました。
一方で、公園には、子ども達の遊ぶスペースが確保されています。
公園の管理者や利用者としては、そのスペースを侵されたくはないですよね。
普通であれば、「園内通り抜け禁止」とか「通行者は園内に入るな」とか
書かれた看板が立ちそうですが、その公園の看板は洒落ていました。
通り抜けはこちらをお通りください
その文言が書かれた看板が示す矢印の先には、歩行者用の通路が確保されており、
ちゃんと通り抜けができるように整備されていたのです。
実際、通り抜けしようとする人達は、その看板の指示通りに通行していました。
これをコーチング的に解釈すると、こんな具合でしょうか。
すなわち、通り抜けする人達を頭ごなしに否定するのではなく、
まずは彼らをきちんと受け止めた上で、妥協点をみつける。
彼らは、認められているからこそ、公園側の意見にも従うことができる。
これがもし「園内通り抜け禁止」という表記であったら、
ここまで行儀よく通行していなかったのではないかな?と感じた次第です。
この公園の管理者には、秋空のように「あっぱれ!」を差し上げたいですね。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史