投稿日:2017年10月06日 コラム
こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。
10月に入り、日毎に秋の深まりを感じさせますね。
この時期は、さわやかで過ごし易い日が多く、
何をやるにしても適している気候が続きます。
日本には「●●の秋」という言葉が豊富にありますが、
その理由がわかるような気がしますね。
さて、今から1ヶ月ほど前の話で恐縮ですが、
私は初めてCOACHのバッグを購入しました。
(ややこしくなるので、ここでは、ブランドの方を英語表記にします)
コーチが「COACH」のバッグを持つ
「洒落なの?」と友人からは訊かれました(笑)。
たしかに「洒落」の側面も半分ぐらいあるのですが(^^;)、
そこには、私なりにCOACHのバッグを持つ正当な(?)理由がありました。
COACHのメンズ/ビジネス用バッグをイメージしていただきたいのですが、
COACHのバッグって、他のブランド品に比べると押し出しが強くなく、
でも、さりげない「存在感」を醸し出していると思いませんか?
また、一見してそれとわからないのですが、
よく見ると「COACH」というロゴが刻んであるのもいい(笑)。
この佇まいが、私なりに描く、職業としてのコーチ
(プロフェッショナルコーチ)の姿と重なるのです。
コーチとクライアントの関係は対等な関係ですが、
目立つのはコーチではなく、クライアントであってほしい。
コーチは決して目立つ存在ではないけれど、
クライアントに対しては圧倒的な存在感を示してほしい。
私は、COACHのバッグを持つ理由にそんな思いを重ねています。
しかし・・・使い始めてから気がつきましたが、
COACHのバッグって結構重くて持ち運びが大変なのね(^^;)。
これは、プロフェッショナルコーチが、クライアントの思いを
沢山背負っていることに通じますね。
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史