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オリンピック開幕に思うこと

投稿日:2016年08月08日 コラム

こんにちは。コーチングオフィス エンの大石です。
久々のコラム更新となってしまいました。

リオデジャネイロ・オリンピックが開幕しましたね。
当初は、治安面や衛生面の不安が取り沙汰されていましたが、開会式は、そんなことが別次元のことのように感じさせてしまう華やかなものでした。

そんな華やかさに後押しされるかのように、競技初日から、柔道・水泳・ウェイトリフティング等で日本選手のメダルラッシュが続いています。
これは本当に素晴らしいことだと思います。

ところで、このような成果を出せる背景には何があると思いますか?

・本人の努力?
・練習の賜物?
・「勝ちたい」という強い気持ちがあったから?

私は、そこには本人の努力・力量もさることながら、やはり「指導者」の力が大きいのではと思っています。
それは、個々の選手のインタビュー記事などからも伺い知ることができます。

スポーツの世界で「指導者」と言えば「コーチ」。
そのコーチとは、一般的には「身体面・技術面を強化する人」と捉えられていますが、最近ではそれらに加え「精神面を強化する人」という面もクローズアップされ、巷では、メンタルコーチやメンタルトレーナーという存在が現れてきています。

では、彼らは、具体的にどんな役割を果たすのでしょうか?

それは、彼らは、スポーツ心理学や脳科学、あるいはコーチングの知識・技術を要したプロフェッショナルであり、それらの知識・技術を駆使して、アスリート達の、

・才能を開花させる
・能力を発揮させる
・自信を持たせる

ことに貢献する、ということが言えるでしょう。

まだ少々気が早いですが、これから日本では、2020年の東京オリンピックに向けて、アスリート達に「才能開花」「能力発揮」させるための知識・技術をますます進化させていくことでしょう。
誤解を恐れずに言えば、それは、スポーツの分野に限らず、社会全体の機運として、そうなっていくのではないでしょうか。

その時、私達コーチの存在は、今よりも注目を浴び、社会から必要不可欠な存在になる、ということを確信しています。

2020年になった時、私はその一員でありたいと思っています。
あなたはいかがですか?

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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