投稿日:2016年01月24日 コラム
こんにちは。コーチングオフィス エンの大石です。
今日は土曜日のコラムのつづきです。
土曜日のコラムでは、昨年、「アタエル星人」達に出会ったということを書きました。
では、「アタエル星人」とはどんな生態を持つのでしょうか?
ここでも私なりに定義付けをしてみると...
「アタエル星人」とは:
・"矢印"が自分ではなく、常に相手に向いている人
・"最初に"相手のメリットを考えて行動できる人
・主にBNI(ビジネス・ネットワーク・インターナショナル:世界最大のビジネス交流会組織)に生息する人
私は、このBNIで「アタエル星人」達に出会いました。
そして、最初は戸惑いながらも、彼らの行動を見習って、少しずつ活動をし始めました。
すると、半年くらい経って、私にとってのメリットが訪れ始めました。
具体的には、これまでの半年間で支払っていた支出(たいした額ではありません)をはるかに上回る収入がすっと入ってきたのです。
別の言い方をすれば、私も少しは「アタエル星人」に近づいてきたと言えるのかもしれません(^_^;)。
メリットは何も利益のことだけではありません。
私は「アタエル星人」であることにそれ以上のベネフィットを感じ始めています。
それは、「他者への貢献感」です。
自分の行いが相手に喜ばれる、感謝される
それは、私にとっては利益以上のベネフィットであると言えましょう。
まあ、40代後半の大人が今更言うな!という感じではありますが(笑)。
あらためて見渡してみると、BNIに限らず、「アタエル星人」は他の場所にも生息しています。
彼らに共通して言えることは、「人としての器が大きい」ということ。
これは素晴らしいことだと思います。
言い換えると、人としての器は、「他者(外部)の力によって大きくなる」ということであり、「自分(内部)の力で大きくする」ということは難しいということですね。
「クレクレ星人」と「アタエル星人」。
あなたはどちらと付き合いたいですか?
そして、あなたは、何星人になりたいですか?
現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。
このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。
現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史