投稿日:2015年11月06日 BLOG
こんにちは。コーチングオフィス エンの大石です。
私は、8月より、世界最大のビジネス異業種交流会組織であるBNIに所属していますが、この組織の理念に"Givers Gain™(ギバーズ・ゲイン)"というものがあり、意味としては、「与える者は与えられる」と訳されています。
つまり、「あなたがメンバーの誰かにビジネスの機会を提供することで、あなた自身もメンバーの誰かからビジネスの機会を提供される」ということであり、同組織では、メンバーがこれを愚直に実践することを推奨し、結果として、個と組織が大きな成果を得ることに成功しています。
実際に私の所属するチャプター(支部)でも、多くのメンバーにビジネス機会を提供している人ほど、多くの利益を得ているように見受けられます。
この考え方は、ことわざにある"Give & Take"に近いのかもしれませんね。
さて、ここで注目したいのは、"Givers Gain™"にせよ"Give & Take"にせよ、いずれも"Give"が先、すなわち「与える」ことが先に来ている、という点です。
この"Give"が先か後かということは、ビジネスの世界、いや、社会生活全般における人が成功するための要諦なのかもしれません。
例えば、私の知り合いのコーチにこんな方がいます。
自分の開催する講座やセミナーには、いつも「来てください」とお願いし、時には強引な勧誘も行います。
一方で、他の人が開催する講座やセミナーには、率先して足を運ぶことはありません(誘われて興味がある場合は別のようですが)。
この点を見る限り、この方は「与える者」にはなっておらず、ましてや、「与える」ことを先に実践することはできていないようです。
このようなケースにおいて、結果はどうなったと思いますか?
ひとつの講座例を挙げると、最初こそ目新しさから集客はできていましたが、次第に集客困難となっていき、ここ1~2年でその講座は開催されなくなってしまいました。
そう言えば、日本にも似たようなことわざがありました。
「情けは人の為ならず」
これも、情け(=親切)を「先に与える」ことが前提となっていますよね。
あなたは、いつ与えますか?
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史