投稿日:2026年09月11日 BLOG

先週のブログでは、体験講座(事前説明会)に参加された方からよく尋ねられることとして、「コーチングの資格取得に関すること」について書きましたが、本日のブログでは、それとほぼ同様の割合で尋ねられる「コーチとしての起業に関すること」について書きたいと思います。
まず、「コーチング×起業」の相性ですが、これはズバリ「良い」と言えるでしょう。
理由としては、コーチとして起業するためには、前提としてコーチングスキルを学ぶ必要はあるものの、基本的にはその人のキャリアを活かせる性質のものである(=特別な能力や経験がなくても大丈夫である)こと、特にオフィスや在庫スペースを持つ必要がないこと、ゆえに元手が少なくてもスタートできること、などが挙げられます。
一方で、それは、業界的に「参入障壁が低い」ことの裏返しであるとも言えます。
だからこそ、先週のブログに書いたとおり、国際資格を取得して差別化を図る必要があると思いますし、また、なるべく早い段階から起業に向けて準備をしておく必要があると思うのです。
「なるべく早い段階から起業に向けて準備をしておく」ことに関して言いますと、私は自分自身がそうであったように、「週末起業」することを強くお勧めします。
「週末起業」という言葉は、現代ではすでに市民権を得ているように思いますが、簡潔に言うと、「会社を退職せずに本業を続けながら、週末や休日の空いた時間を利用して自分の事業を立ち上げ、運営すること」ということです。
この言葉は、よく「副業」との違いを問われることがありますが、副業は「アルバイトやアウトソーシングなど、他人のビジネスを手伝って労働時間に応じた報酬を得る」ことですから、「起業のための準備」という観点で考えれば、副業はよりも週末起業の方が理にかなっているということになります。
ちなみに、私が起業する前に週末起業を選んだ理由は2つあります。
ひとつは、いきなりコーチとして起業することへの物理的・心理的な障壁があったということ、もうひとつは、当時の組織の上長が週末起業をこっそり認めてくれたことにあります。
特に後者は外的要因でもあるため、幸運に恵まれたと言わざるを得ません。
私の場合、結局4年半にわたり週末起業を行ったのですが、この期間に少しずつコーチとしての仕事が増え、それに伴い収入も増えたことで、起業に向けてのマインドセットが形成されていったと言うことができます。
それは例えるなら、航空機用語にもある「ソフトランディング(な起業方法)」と言って良いかもしれません。
繰り返しになりますが、もしあなたが、「将来的にコーチとして起業したい」と願うのであれば、まずは週末起業から始めてみることをお勧めします。
その際、「●年後に起業する」という長期目標を立てることも大切ですが、ぜひ「1年後に○○になっている」というような短期目標も合わせて立ててみてください。
私の場合、週末起業1年目の短期目標として「1年で20万円の収益を上げる」としました。実はこれは、当時の銀座コーチングスクール(GCS)でコーチ認定資格を取得するまでにかかった総費用なのですが(笑)、この短期目標を立てたことで俄然やる気になり、頑張って目標をクリアすることができました。また、それが更なるやる気へと繋がり、次なるステップへと進んで行くことができたのです。
まだまだお話ししたいことは山ほどありますが・・・、この続きは、またの機会にお話しさせていただきますね。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史