投稿日:2026年07月31日 BLOG

私が運営する銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校・名古屋校には、毎回20代から50代の幅広い層のビジネスパーソンが学びに来られています。
割合としては、30・40代の方が特に多く、受講理由としては、役職がつき部下や後輩を指導する立場になった方、あるいは、すでに後進育成をする立場にいるが、後進の指導や関わり方に腐心している方などが多いように感じています。
また、受講される方の特長は、自らがその必要性を感じて参加される方が多く(一部、会社派遣という形で受講される方もいらっしゃいますが)、概ね意欲的で向上心が高く、そのような方々が複数いるという相乗効果もあって、開催するクラスはいつも活気づいています。
そんな光景を見ながら、時折私が思うことは、「エグゼクティブの方もコーチングを学べば良いのになぁ」という思いなのです。
仕事柄、時折エグゼクティブの方を紹介されたり、お会いしたりすることがあるのですが、エグゼクティブの方自身が「コーチングを学ぶ」という選択をするケースはほとんどないように感じています。
しかしそれは、一定の理解ができるところでもあります。
なぜなら、エグゼクティブの関心事の多くは、会社や組織の業績向上や利益追求にあり、そのために何が必要なのか、どんな施策が有効なのかを常に考えているからです。
そのようなエグゼクティブに必要なのは、「コーチングを学ぶ」ことよりもむしろ「コーチングを受ける」ことなのでしょう。
ただ、それでも私は、「エグゼクティブもコーチングを学んだ方が良い」と思っています。
その理由は、長期的に会社や組織の能力を高めていくためには、エグゼクティブ自身が長期的視点に立って次世代リーダーを育成していく必要があると考えるからです。
特にエグゼクティブが、次世代リーダーに対して定期的に1on1ミーティングを実施することは、対象者の能力開発や成長支援に大変有効であると考えられます。
そのためにも、エグゼクティブは自分自身がコーチングスキルをしっかりと身につけ、「この人は」と思える人材に自らがコーチとなって、次世代リーダーを育てていくことに時間を惜しまないでほしいと思うのです。
エグゼクティブがコーチングを学ぶ方法には、会社の研修で学ぶ、独学(書籍やeラーニング)で学ぶ等、さまざまな方法があると思いますが、私はやはりコーチングスクールで学ぶことをお勧めします。
理由は何も銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校・名古屋校の宣伝のためではありません(全くないと言ったら噓になりますが)笑。
冒頭でも触れたとおり、当スクールには、30・40代というエグゼクティブにとっては自社の次世代リーダーと同世代にあたる方々が多数受講されていることが大きな理由です。
彼らとの情報共有や意見交換で得た知識・経験は、やがてエグゼクティブが自社の次世代リーダーと接する際の大いなる糧となることでしょう。
エグゼクティブのあなたとお会いできることを楽しみにしています。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史