投稿日:2026年07月24日 BLOG

コーチングを仕事(生業)にしようとする場合、業態としては、主に以下の2つに分類されるかと思います。
① コーチとしての仕事 ... コーチングセッションを対象者に実施する
② 講師としての仕事 ... コーチングスキルを対象者に伝える(教える)
参考までに、上記以外にも、①の派生としては、資格取得・スキル向上に特化したメンターコーチングや、コーチのあり方や心理的サポートに特化したスーパービジョンなどの仕事がありますし、②の派生としては、コーチングのコンテンツの企画・開発をしたり、コーチングと自分の専門性(ex.起業コンサルティングなど)を掛け合わせた商品を提供したりする仕事もあります。
ちなみに、私の場合は①と②が中心となっており、その割合が、現状では3:7ぐらいとなっています。この割合が今の私にとってはちょうど良いバランスになっています。
そもそも私にとって②の割合が多いのは何故なのか、ひとことで言えば「その仕事が好きだから」ということになるのですが(笑)、ここでは、もう少し経緯を含めて説明しておきたいと思います。
私がコーチングを学び始めたスクールは銀座コーチングスクール(GCS)名古屋校ですが、同スクールでの資格取得後、週末起業家としてプロコーチの仕事を始めた私に、コーチングの講師の道を与えてくださったのが当時の代表講師の方でした。
私がコーチングの講師の仕事に興味を抱いたのは、この代表講師の方が「やってみなはれ」精神のある大変懐の深い方だったことなどが大きく影響していると思います。
パーソナルコーチングだけではやや物足りなさを感じていた私にとって、コーチングの講師の話をいただいたとき、直感的に「やってみたい」と思ったというのが理由です。
では、なぜ直感的に「やってみたい」と思ったのかということですが、ひとつは気質や経験的な要因が挙げられるかと思います。
実は、私の父と兄は学校の教師で、長く「教える」ことを仕事に従事していました。若い頃の私は、「教える」ことに何の興味を抱いていなかったのですが、血は争えないと言いますか、10年ほどの法人営業経験を経て、大学での事務総合職や人材紹介コンサルタントの仕事等を経緯していく中で、その分野への興味を徐々に抱くようになっていったことは否定できません。
また、もうひとつ「やってみたい」と思った理由を挙げるとすれば、それは、「プロコーチとしてもっと上手くなりたい、もっとクライアントを獲得したい」という欲求があったからだろうと思います。
その欲求を満たすためにどうすれば良いのかを考えたとき、「人に教えることが自分の勉強になる(=上達につながる)」という結論に達したため、コーチングの講師の仕事をやってみたいと思ったのです。
今思い起こすと、なんと自己中心的な理由なのでしょうか(笑)。
2026年7月現在、プロコーチとしての活動が16年、うち、講師としての仕事は14年を超え、こんな私でもさすがに当時のような思いのままだけでは活動しておりません。
過去のBLOGや自身のウェブサイトにも記載されていますが、今は、以下のようなミッション掲げて講師の仕事をしています。参考にしていただければ幸いです。
コーチングオフィス エンは、ビジネスリーダーが組織の人材育成やエンゲージメント向上に役立てられるスキルを提供することを通じて、すべての企業(組織)にコーチングの文化を根付かせる一翼を担います。
答えを急ぐ現代のビジネスパーソンに、戦略的に思考の「余白」をつくり出す。これこそが対話によるコーチングの醍醐味と言えるでしょう。
情報の波を留め、マインドフルに自分の内面に向き合う時間は、クライアントに表面的な答えを超えた納得感をもたらしてくれます。
人間だからこそ、プロコーチだからこそできる「本物の対話」が、クライアントの孤独を和らげ、次なる変容へと導いてくれるのです。
コーチングオフィス エン代表 大石 典史