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「やらないこと」を決める

投稿日:2018年11月02日 コラム

こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。

11月になりましたね。
今年も残すところあと2ヶ月となりました。

この時期は、今年計画していたことが実践できたのか、
できなかったのかを振り返る時期でもありますね。

そして、もしできていないことがあれば、それをどうするのか?
来年に持ち越すのか、あるいは、中止にするのか?
そんなことを考える時期であると言えるでしょう。

そんな時、先日のコラムに書いた「時間管理のマトリクス」を活用して、
自分の現在抱えているものを「見える化」してみるのも良いでしょう。

■「重要度」と「緊急度」のマトリクス(2018/10/19)
https://coaching-en.com/column/2018/10/post-58.html

今日はこれに関連して、こんな思考の整理の仕方もある、
ということをご紹介したいと思います。それは・・・、

「やらないこと」を決める

一般に、人の思考は、「やる(べき)こと」に目が向くものです。
一方で、「やらないこと」については、それがネガティブな印象があるためか、
敢えて目を向けようとはしないのではないでしょうか。

私のクライアントには、個人事業主や中小企業の経営者がいらっしゃいますが、
その方々とセッションを行う時に、その方々との思考・行動の整理のために、
敢えて「やらないこと」に目を向けていただくことがあります。

例えば、ある中小企業の経営者に「やらないこと」を決めていただくと・・・、

・プレーヤーの仕事をしない(部下を信じて任せる)
・細かいことを指示しない(方向性のみを伝える)
・「半年先の着手でも間に合うこと」はしない
・地域の役員は引き受けない
・2次会には行かない

という具合になります。

「やる(べき)こと」ではなく「やらないこと」に焦点を当てる

それだけでも、随分と思考の整理が進み、
行動の促進が図れるものだと経験的に感じています。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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