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言葉にすることは目標に近づくひとつの方法

投稿日:2019年03月29日 コラム

こんにちは。
コーチングオフィス エンの大石です。
いつもありがとうございます。

全国的に桜の開花宣言がなされた春分の日に、
全国に(いや、世界中にか?)衝撃的なニュースが流れましたね。

近い将来に訪れると(でも、今年ではないだろうと)感じていた
イチロー選手の引退です。

この決断に至るまでに、彼なりに数々の葛藤があったのだと思います。
それゆえ、結論を出すまでに時間もかかったのだと思います。

しかしながら、引退会見の際には、記者からの質問に、
言葉をひとつひとつ言葉を選びながら答えていた姿を見て、
私には、彼が「決して後戻りはしない」という覚悟というか、
潔さを感じ取ることができました。

この点で、イチロー選手は最後までイチロー選手だった、と感じています。

会見におけるイチロー選手の発言は、どれも心に残るものばかりでしたが、
個人的に特に印象に残った言葉は、以下のようなものでした。

最低50歳まで現役を続ける、と宣言しながら、それができなかったことに
「有限不実行の男になってしまった」と言いながらも、一方で、
ここ(45歳)までやってこれたのは、言葉にしてきたからこそである
という主旨のものでした。

言葉にすることは、目標に近づくひとつの方法である

イチロー選手が言うからこそ価値のある言葉である、と言えるでしょう。

イチロー選手に遠く及びませんが、私も自身の起業経験や
コーチとしてクライアントをサポートした経験から、
この言葉には激しく賛同しています。

言葉が思考をつくり、思考が行動を促し、行動を習慣化することで目標に近づく

これを実際に体現した希代の天才打者に、私は心から敬意を表します。

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今、なぜ、コーチングなのか?

現代人の多くは、必要な“モノ”は一通り持っています。

このことから、人々の欲求は、次第に“モノ”から“コト”へと移行しつつあり、それに連動するかのように、人々の価値観は、“結果”から“プロセス”へと移行し始めています。

現代においてコーチングが支持されるのは、私たちコーチが、「クライアントとパートナー関係を築くことにより、クライアントの目標達成までのプロセスを管理できる専門家」だからと言えるのではないでしょうか。

コーチングオフィス エン代表 大石 典史

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